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Channel: アル中ハイマーの独り言
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"中原中也詩集"大岡昇平 編

ソクラテスの言葉に「良い本を読まない人は字が読めないに等しい。」というのがあるが、そんな心持ちにさせられる領域が確かにある。孔子の言葉に「三十而立、四十不惑、五十知命...」というのがあるが、半世紀も生きて、ようやくこのようなものが読めるようになろうとは...この書に出会えたのは、音楽評論家吉田秀和氏が、音楽以外のものを... と書いた著作「ソロモンの歌」の中で見かけたおかげ。BGM...

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"詩人の運命 - ディラン・トマスの肖像" John Malcolm Brinnin 著

短い時間に魂を燃え尽くして逝った人たちがいる。アルチュール・ランボー、ジョン・キーツ、ハート・クレインらが... 日本にも石川啄木、生田春月、中原中也らが......

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"20世紀音楽" Hans Heinz Stuckenschmidt 著

音楽評論家として名高いハンス・ハインツ・シュトゥッケンシュミット。だがここでは、音響哲学者と呼んでおこう。音階やオクターヴといった音楽理論は、ピュタゴラスの時代から数学的に論じられてきた側面がある。音楽は、帰納的なものか、演繹的なものか、と。確かに、ポリフォニーには数学的な原理が見て取れる。しかし、だ。音を楽しんでこその音楽。心を虜にする音の響きを、数学が支配する客観性の領域に押しとどめるのはもった...

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コアも、スレッドも、2倍!2倍!

サブマシンがへたってきた。基板が反ってきたのか、メモリの接触が甘い。SDRAM の端子をアルコールで軽く拭いて挿し直せば復活するが、季節の変わり目にまたぶっ飛ぶ。年に、二、三度の頻度は、サーバマシンとしては許せない。十年無休で働いてもらい、そろそろかぁ... ついでに、おいらもそろそろかぁ...尚、退役マシンは、DELL Studio XPS 8100。さて次にマシンは、やはりメーカ品より BTO...

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フルーティなヤツら...

マシンの入れ替えついでに、オーディオ系統を見直すことに...そして、Realtek High Definition Audio にちとハマってしまう。最新版の Realtek HD Audio Driver(Ver 6.0.1.8710)...

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パワフルなヤツを黙らせよ!

管理者権限の必要な複数のアプリケーションをバッチで起動したい!... そんなことがよくある。今までは、DOS スクリプトでバッチファイルを作成し、これを管理者権限を与えたショートカットで実行していた。尚、ショートカットには、[詳細設定]に "管理者として実行"というオプションがある。そして今、マシンを入れ替え、マルチモニタの増築ついでに、バッチファイルをランチャーに埋め込みたい!......

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"マルチモニタに睨まれて... 八面楚歌!?

モニタってやつは、向こうから一方的に光を放ち、こちらは受け身でそれを見る。だから、出力装置なのである。しかしながら、八面にも囲まれると、向こうからも見られている感じがして、なんとも奇妙な気分になる。テレビ会議中にポーズをとってたりして...誰かがリモートで仕掛けているのか?贅沢にも二面でリソース監視をやれば、お返しに八つの目線で人間監視をくらう。仮想ワークスペースを加えれば、どれだけの影の眼に見張ら...

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"シェーンベルク" Hans Heinz Stuckenschmidt 著

音楽のド素人でも、つい読みいってしまう音楽論というものがある。それは、歴史を投影しているからであろう。いや、音響論からの視点も見過ごすわけにはいかない。つまりは、数学的な側面からの見方である。十九世紀から二十世紀初頭、近代社会は自由精神を目覚めさせ、王侯貴族のものであった芸術はブルジョア階級を経て解放へと向かった。これに共鳴するかのように、伝統派のブラームス党と急進派のヴァーグナー党が激しく対立。そ...

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"現代音楽の創造者たち" Hans Heinz Stuckenschmidt 著

ハンス・ハインツ・シュトゥッケンシュミットは、アルノルト・シェーンベルクに作曲を学び、音楽批評家として活躍した。ストラヴィンスキーの「春の祭典」が受け入れられなかった時代、音楽家の生産物はますます自由主義と表現主義の混合物という印象を与えていく。音響学の対象となるものすべてが手段と化し、いわばなんでもあり。愛の行為や、酔っ払った聖職者や、幻覚に惑わされるファウスト博士や......

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"インテリジェンス入門 利益を実現する知識の創造"北岡元 著

インテリジェンス......

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"インテリジェンスの歴史 水晶玉を覗こうとする者たち"北岡元 著

なにゆえ歴史を振り返るのか。それは未来への布石。いや、過去をほじくり返して、ぼやいているだけか。過去から学ぶには、現在との関連性を見い出さなければ...人間ってやつは、時間の連続性の中に身を置かないと、心が落ち着かないと見える。特に、予測不能な事態に直面すれば。そして、昔は良かった......

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"インテリジェンス 機密から政策へ" Mark M. Lowenthal 著

原題 "Intelligence: From Secrets to Policy"......

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"情報戦と女性スパイ インテリジェンス秘史"上田篤盛 著

「今は石油だが、10~15年もたたぬうちに、食糧やプルトニウムが不足するかも。その時、人々は我々に何を望むと?人々に問うのか?暖房がつかず、車も動かない。食糧不足で飢えに苦しんでいる。そんなとき人々はこう思う。黙って確保してくれ!」......

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"諜報・工作 ラインハルト・ゲーレン回顧録" Reinhard Gehlen 著

「インテリジェンス」という用語を追いかけ... 追いかけ......

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"ドイツ参謀本部興亡史" Walter Görlitz 著

「インテリジェンス」という言葉を追いかけ... 追いかけ......

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"実利論 古代インドの帝王学(上/下)"カウティリヤ 著

ナンダ朝を倒し、マウリア朝を建国したチャンドラグプタ大王。彼には、カウティリヤという名宰相がおったそうな。ちょうど中国でいうところの諸葛亮のような知謀家が...カウティリヤの書として伝えられる大著「アルタシャーストラ(Kauṭilīya-Arthaśāstra)」は、サンスクリット語で「実利の学」という意味。それは、紀元前四世紀のものとされる。ただ、後世に改版を重ねてきたという説もあり、その成立時期...

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"職業としての政治" Max Weber 著

「職業としての政治」は、1919年、ミュンヘンのある学生団体(自由学生同盟)のために行った公開講演をまとめたものだそうな。第一次大戦の敗北でドイツ全土が騒然たる革命の空気に包まれる中、帝政の崩壊とともに政治の意味するものも変貌していく。各地でレーテ運動が活発化し、どこよりも知識人革命の色彩を帯びていたのがミュンヘンだったという。プロイセンを中心としたドイツ帝国の中でも、ちょいと距離を置く南ドイツのバ...

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"職業としての学問" Max Weber 著

「職業としての政治」(前記事)では、1919年、第一次大戦後の混迷したドイツを浮き彫りにし、学生諸君にカツを入れるかのように現実的な政治論を説いて魅せた。ヴェーバーは、敗北の現実を前にし、自虐的な夢想に耽る知識人たちの論調に我慢ならなかったと見える。ここでは少し遡って、1917年、まだ敗戦が決定的になっていないにせよ、その気配を感じ取った青年たちが、厳しい現実から救ってくれる世界観を欲し、教師よりも...

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"ガレー船徒刑囚の回想" Jean Marteilhe 著

なにゆえ信仰に頼るのか。それは弱さの証。人間ってやつは、自分の願っていることを簡単に信じてしまう。それが希望ってやつか。人の心は、何かに強制されれば反発心を焚きつける。死刑よりも苛酷な終身刑が、生き地獄を生きよと命ずると、囚人たちの心理は不思議な反応を示す。死ねと言えば生に執着し、希望を持てと言えば絶望に身を委ねる。心の自由が奪われるということは、自己存在が脅かされているに等しい。そう意識した時、人...

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"ドン・キホーテに関する思索" José Ortega y Gasset 著

人間は、あらゆる物事に意味を求めてやまない。単純な事柄にさえ深みがあると信じきる。演劇の登場人物がたとえ滑稽であっても、読み手は深く読み取る自己の能力に酔い痴れる。まさに道化!人の一生とは、狂言のようなもの。猿の仮面をかぶれば猿に、騎士の仮面をかぶれば騎士に、エリートの仮面をかぶればエリートに、サラリーマンの仮面をかぶればサラリーマンになりきる。あとは、幸運であれば素直に波に乗り、不運であればそれを...

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